●19991113 オプティトロンメータもどき


 我が愛車のメータパネルはアンバー色のモノトーンで素っ気ない。

発光色は派手であるが、配色は地味である。

今はやりのオプティトロンメータよろしく、少し『色』を付けてあげようではないか!


【発光デバイスの選択】

 今回の変造は、2300円という大金を投入した。

2300円で何を買ったかというと、EL発光キット。秋月さんで購入。

消灯時。
点灯時。

面発光デバイスなので、今回のメータ裏照明にはもってこいというわけだ。

おまけにコイツはペラペラとしたプラスチック板のようなものであるため、自由な形に切って使える。

発光色は白と記載されているが、実際には青みがかっている。

 ELは、発光に数十〜100V以上の交流が必要となる。そのため、昇圧デバイス(写真左の黒いやつ)が必要。もちろんEL発光キットに含まれている。

 

【変造】

 今回は、スピードメータの文字について発光色を変えるコトとした。

(本当は全ての表示色を変えたいところであるが、照度ムラ調整用マスクを削るのが面倒なので見送ることとした)

 スピードメータの文字部分は、手前に突出して溝の様になっている。その部分にELを仕込んで

文字部分のみ発光させる作戦。

 

 1.溝にはまるようELパネルをはさみで切る。(ドーナツ状)

 2.上記1をメータ裏に仕込む。

 3.昇圧デバイスの電源をCN1の22PINより取る。

   ・昇圧デバイスの定格は9V。
   ・CN1の22PINはおそらく12V来ていることと、9Vの発光では明るすぎるため、
    3端子レギュレータで6.5V程度に落としている。レギュレータの放熱はメータ放熱板を間借り。

 4.昇圧デバイスはメータ箱の外に設置。

 

作業中に気づいたことであるが、VSC作動表示ランプの穴があいている。

アルテッツァにも将来はVSCが装備されることになるのかも知れない。

 

【出来上がり】

オプティトロンにちょいと近づいたかな?

 

ELは今回用いた白(殆ど青に近いが)の他に青、緑、赤が販売されていたので自分好みの配色にすると良いだろう。

指針の配色は、文字盤照明用の電球の光をアクリル(ポリカ?)板で導入しているため、その部分を高輝度LEDなどで照らしてやると良いかも知れない。

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